孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

勝負で勝つには結果や数字にとらわれない事

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 将棋の羽生善治さん、麻雀の桜井章一さん、陸上競技の為末大さんなど、シビアに結果を求められる世界の超一流ほど結果にとらわれていない。

結果以外を興味の対象とすることで、逆に結果が出る場合もある。

無用な悩み・プレッシャーからも解放される。

 

それだけでなく、物事の本質に近づくことができるかもしれない。

結果を追うのではなく、研究対象として興味を持って分析してみる。

結果が出なくて辛い時は忘れようとするのではなく、少し意識する対象をずらす。

 

羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」

川上 羽生さんは、勝敗という次元を超えて、好奇心というか、「研究の対象として将棋を指している」と言われることが多いですね。実際はどうなのでしょうか。

 

羽生 うーん、そうですね。好奇心といえば、イギリスの代表的な作家と言われているジュリアン・バーンズの『10 1/2章で書かれた世界の歴史』という作品が思い浮かびます。

この本の「夢」という章に、天国で生きる男が出てくる。その世界では、あらゆる欲望や夢がかなうのですよ。たとえば美味しいものを食べたいだけ食べられる、でも、お金や健康を損なう心配はない。歴史上の人物だって会いたければ会えるし、スポーツも際限なく上達する。とにかく望み通りのことができるまま、何世紀も生き続けることができるのです。

 

川上 すべての要求が満たされる世界。

 

羽生 そうです。では、そんな環境に置かれた人は何を思うか。遅かれ早かれ、一人残らず、「死にたい」というようになるのですね。とはいえ、天国の生活が長続きする人たちもいて、それは知的好奇心のようなものを持っている人だというのです。

私は、物事が進歩したり、発展するときには、そうした好奇心が非常に重要な原動力となるのではと思っています。

 

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『 麻雀力が目覚める打ち方』

「数」を追わない生き方

人は「数」に価値を見出すから、そこに苦しみや煩悩が湧いてくるのです。麻雀をする人すべてにこれは言えます。数合わせからゲームに入り、思うようにならない「数」に苦悩し、間違った思考や知識で進んでいきます。「数」の世界で向上を目指し、己を見失い、人や自然さえも忘れ去ってしまうのです。

 

子供たちも学問という名の下に真の教育を捨て、点数の取りっこのみに走っています。

社会に出ても出世だ、会社の業績だと、点数取りだけに生きています。

 

こんな世の中で上辺っつらの勝利者になりたければ、たしかに「数」の論理を追求していけばいいでしょう。私も麻雀を打たなかったらこのことに気付くことなく、どこかの世界で「数」の上にどっかり座り込んでいたかもしれません。

 

人の本質がそうであってはならないように、麻雀の本質も、決して「数」で思考判断したり「数」を目的としたりするものではありません。

 

私なんかも、やっとこさ本質がそんなところにあったのか、と気付いた程度で、とてもじゃないが完成されたなどとは思っていません。

 

麻雀をするとき、一度でいいから「数」というものを捨て、卓上を真っ白なキャンバスに見立てて打ってみるといいでしょう。麻雀とは数合わせではなく、筆でもって絵を描くようなものなのです。

 

勝負弱い人は決して勝つ意欲がない人ではないと私は考える。むしろ有り余るほどの意欲があり、うまくやろうとする意思もある。勝負弱い人はつまり”うまくやろうとしすぎる人”である。うまくやろうとしすぎる人は、自分に対しての期待値が高い人で、それはつまり意識的すぎるほど自分を意識している人だ。

うまくやらねばならないという思いが、自分の動きの一つ一つをまるで審判のようにジャッジしてしまい、動きが小さくなる。卒業式で人前で歩く時、普段は意識をしていない腕や足や表情を意識してしまってぎくしゃくする、あれである。動きは意識されない時がもっとも自然に動く。
勝負弱さをどう克服していいのか私にはわからない。私も勝てない時に一番難しかったのは”忘れること”と”意識しないこと”だった。勝負に負ける時は、どこかに自滅の側面があった。自我と自意識が強ければ強いほど期待値が高ければ高いほど、自滅しやすいと私は思う。

[為末大学]【勝負弱さをどう克服するのか】~自我と自意識を棄てよ~ | NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]

 

実は意識をしないという事が一番難しい。フランクルが、どもりが抜けなかった人が唯一どもりが出なかった瞬間は、キセル乗車でどもって同情を買って切り抜けようとした時だけ、流暢にしゃべったと言っていた。失敗しようとするとうまくいってしまう矛盾。意識をずらすということ。

ハードルの前で身構える癖がある人がそれを治すには、ハードルを飛ぶ瞬間を忘れることなんだけども、人は考えないことは難しいから、例えばハードルの一歩前のことだけ考える、または音のことだけ考える。忘れたいときは忘れたいことを考えるよりも、何かへ意識をずらすやり方が効く。

[為末大学]【“意識をずらす”の大切さ】~物事を「習得」するために~ | NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]