孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

女性整体師は大変だという話を男性整体師さんから聞いた

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整体師さんてけっこう過酷な仕事なんですね…。

あまりにも体が痛くて整体に行ってきたのですが、そこの整体師さんと話が盛り上がっていろいろと興味深い話が聞けました。
 
過酷な新人時代
その整体師さんは現在20代後半で、整体師としてそのお店で働き始めて約2年になるそうです。
 
それまでまったく違う職種の仕事をしていたのですが、ずっと柔道をやっていたこともあって、整体師になりたいという思いがあったそうです。
そんな時、たまたま整体師募集の張り紙を見てそこの店舗に飛び込んだとのことでした。
 
その整体師さんはまったくの未経験だったので、そこの店舗で働き始めてからしばらくはかなり苦労したようでした。
最初に3週間の研修期間があったのですが、研修で基本的なマッサージの仕方を覚えても、実際のお客さん相手では勝手がまったく違います。
 
一日中マッサージをし続けるという体力的にハードな状況に加えて、まったくの手探りでお客さんのマッサージをしたり、コミュニケーションをしていかなければならなかったので、最初の頃はお客さんに怒られることも多かったそうです。
 
技術的なことで怒られるだけでなく、「なんでこんなところで働いてるの?」などと仕事自体をバカにされたり、年配のお客さんに働くことや生活することに関しての説教を延々とされたりして、人格を否定されるようなこともあったということを話してくれました。
 
そのように厳しい仕事なだけあって、その整体師さんの前に働いていた人たちも、後から入ってきた人たちもみんな辞めてしまって、現在はその整体師さん1人でそこの店舗を回している状況でした。
 
今はだいぶ慣れたと言っていましたが、1人でお店の全責任を背負って働かなければいけないというプレッシャーは当時なかなかキツかったのだろうなと感じました。
 
それでも少しずつひとりひとりのお客さんの体の特徴や性格などがつかめてきて、怒られることはなくなったそうです。
さらに「ありがとう」と感謝してくれるお客さんも出てきて、リピーターもどんどん増えてきていると言っていました。
 
競争の激しい整骨院
その整体師さんは一時期整骨院の先生になりたいと考えていたこともあったそうですが、いろいろと調べた結果断念したそうです。
まず、学費が高い。
 
年間200万円近くかかる上に、生活費なども含めたらかなりの額になってしまいます。
それを3年間続けるというのは、親に頼らず自分でなんとかやっていこうとしているその整体師さんにとってはひとつ目のハードルでした。
学校に通う費用がなんとかなったとしても、整骨院の開院費用はもっとばかにならないくらい高いです。
 
機材ひとつで1000万円かかったりもします。
もし開業できたとしても、現在は整骨院の数が過剰な状態らしく、競争がかなり激しいのだそうです。
価格競争とサービス競争が激しく、借金も抱えながら食べていくのはかなり大変なようです。
 
そんな増えすぎの整骨院の数を抑えるため、最近の試験は難しくなってきていて、資格を取るのも大変だそうです。
 
技術不足の若くて綺麗な女性整体師が多い
現在はどこのお店でも若くてキレイな整体師さんが増えているそうです。
普段整体に行くことのない僕はまったく知りませんでした。
確かに、お店の外装や内装も女性向けに作ってあるお店をよく見かける気がします。
 
運営する側からしたら、若くてキレイというだけで男性客は来てくれるし、女性客も女性のほうが安心して通うことができます。
女性整体師さんのほうがコミュニケーションが上手なことが多いので、特に女性客にとっては通いやすいのでしょう。
 
ただ、先ほども書いたように、整体師は体力的にも精神的にもかなりハードな仕事です。
特に女性の整体師さんは男性整体師さんに比べて力がない人のほうが多いので、なおさらハードです。
 
それに加えて、大抵が未経験の若い女性ということで、精神的にも耐えられなくてすぐ辞めてしまう人が多いそうです。
確かに女性整体師さんの場合、しかも若くてキレイとなったら、男性整体師さんよりもひどいこと言われてそうですもんね…。
 
そうなると、技術が未熟な新人さんをどんどん入れていくことになってしまうので、整体技術のレベルはどうしても低いものになってしまいます。
その整体師さんは「運営方針として若くてキレイな子ばかり入れる気持ちはわかるけど、実際整体本来の目的から考えたらどうなんだろう」と言っていました。
それは本当にその通りですよね。
 
いつまで経ってもお店の技術レベルが上がっていかないのでは中長期的にはお店の運営も厳しくなっていくでしょうから。
 

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男性整体師は大変 
かと言って男性整体師もかなり大変です。
特に大変なのが、女性のマッサージをするときだそうです。
女性のマッサージをするときはかなり気を使うと言っていました。
 
いくら自分がちゃんとやっていても、相手がセクハラだと思ってしまったら勝てないわけですから。
その弱みを利用した詐欺にかかったときの話もしてくれました。
 
以前、セクハラだと訴えてきた女性客がいたそうです。
整体をした日は普通に何事もなく帰っていったそうなのですが、翌日その女性客は、弁護士を名乗る女性を連れてお店に来ました。
 
その弁護士を名乗る女性は、セクハラで訴えます、ただ、裁判になるとお互いに負担が大きいので、示談で解決しましょう、言ってきたそうです。
翌日までに16万円用意してくれれば今回はなかったことにすると言われて、整体師さんは思わず了承してしまいました。
 
そこで調子に乗った弁護士を名乗る女性は、肋骨も折れていたようなので40万円用意してくださいと言ってきました。
頭が真っ白になっていた整体師さんはそれも了承してしまったのですが、その詐欺師2人が帰った後に冷静に考えてこれは払いきれないと思い、知り合いの弁護士さんに相談したそうです。
 
すると知り合いの弁護士さんが「女性弁護士の名前と登録番号を聞いてきてください」というので確認したところ、その女性弁護士は弁護士として登録されていないことがわかりました。
 
そこで、これは詐欺なのだとわかった整体師さんは女性弁護士を名乗る詐欺師の女性に電話をして
「肋骨が折れていたと言っていましたよね。それなら病院の診断書を見せてください。」
と言うと女性詐欺師は「診断書は手元にないので見せることはできない」と言ってきたそうです。
 
なので整体師さんは「診断書がないのならば示談金を払うことはできません」と言うと、それっきり2人の詐欺師の行方は分からなくなったとのことでした
 
後に整体師さんが警察に被害届を出したところ、この二人組の女性詐欺師は青森でも同様の詐欺を働いていたようで、どうやら詐欺を働きながら全国を転々としていて、未だに捕まっていないらしいです。
 
女性2人でそんな大胆な詐欺をし続けているのも驚きですし、未だに捕まらずに逃げ続けているというのも驚きですよね…。
 
男性整体師さんのキャリアアップ
よくそんなひどい目に遭いながらも整体の仕事を続けられるなあと思って僕はその男性整体師さんに聞いてみたんです。
「ずっとここで働いていくつもりですか?」と。
そしたら、男性整体師さんには今後のキャリアプランがあるようでした。
 
まずは、今働いているお店を安心して任せられる人を採用して育て上げること。
今のお店を辞めるためだけに新しい人を育てるのではなく、人を育てるノウハウも身につけたいと言っていました。
そして今のお店を辞めた後は、温泉のマッサージ師として腕を磨くつもりだとのことでした。
 
温泉のマッサージ師は何人ものベテランが指名を取るために競っています。
そこでベテランマッサージ師たちに負けないくらいの実績を上げて実力をつけたいそうです。
 
そこで実力を磨いた後は、東京で完全歩合制のお店で働きながら実力と名前を売っていく計画だと語っていました。
整体師の世界にもフルコミッションの保険営業みたいな世界があるんですね。
腕一本でゼロから稼いでいかなければいけない世界。ハードだ…。
 
男性整体師さんの夢
じゃあ男性整体師さんの目標は東京で整体師になって稼ぐことなんですね、と聞いたら、
それもあくまでステップアップのひとつ。最終的には、東京で自分のお店を持って、店舗数を増やしていきたい、と語っていました。
思った以上に野心的な方だった…。
 
だから今のお店の運営を一人でやらされていても頑張れていたり、新しい人の採用と育成に熱心に取り組んでいるんだなあと納得しました。
本当に叶えたい大きな夢があると頑張れるんですね。
 
それにしてもこんな片田舎でこんなに野心的な若い人がいたなんて。
その男性整体師さんには本当に夢を叶えて欲しいです。
頑張れ整体師さん!!