孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

【書評】加藤俊徳『高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか』

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『高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか』
なんというヤバいタイトル。
タイトルだけ見たら高学歴な人の怒りを買っちゃうでしょこれは…。


この本を書いたのは、医学博士の加藤俊徳先生という方。

「1万人以上の脳をMRI診断で診てきた経験から、私は、『高学歴な人ほどコミュニケーションが苦手で、駄々をこねて他人を困らせやすい』と断言することができる。これはなにも偏差値の高い学校を卒業した人たちに悪意や人格的欠陥がある、と非難するものではない。」

 と言い切っている。

 

高学歴は記憶系と思考系は強いが感情系の機能が弱い

 

MRIで高学歴な人の脳を診てみると、脳の特定の部位だけが極端に発達しているそうだ。
具体的には、記憶系や思考系の部位が発達している。
でもその分、感情系の部位が劣っていることが多い。
つまり、特定の能力に特化して伸ばしてきた結果、他の能力が劣るようになってしまったのが高学歴な人の特徴だそうで。


うん、正直これはそうだろうなと思う。
某大手証券会社で働いていた時、総合職の人たちは高学歴だらけだったんだけど、まあなかなかに個性的というか、変というか。


証券営業という仕事柄なのもあったのかもしれないけど、みんな感情を失ってるんじゃないかってくらいの人が多かった印象。
よくお客さんに対して罪悪感もなくそんなことができるな…って思うことがよくあった。


実際よくお客さんに態度とか礼儀がなってなくて怒られている人がよくいたし。
特に、学生時代はずっと勉強だけして生きてきましたみたいな人はほんとひどかったなあ…。


もっとひどかったのはシンクタンクで働いていた人たち。
〇〇研究所とかに入社できるだけあって、もうほんとエリートっていう感じ。
だってシンクタンクの新入社員の昼食中の会話を聞いたら、ずーっとお互い自分の知識を自慢し続けてたからね。
こわっ。


あと加藤先生によると、医者はコミュニケーション能力が低いとのこと。
これもめっちゃわかる!
医者のお客さんもいたけど、ほんと性格悪くて泣くかと思った。
病院で医者にかかってもわかるよね。
この人ほんとにこっちを人として見てんのかみたいな人ゴロゴロいるもんね。


他にも、記憶系が発達している人は実際の手を動かすような作業が苦手とか、同時に2つのことをやるのが苦手とか、とにかくこの本ではこれでもかというくらい高学歴な人が苦手なことをガンガン列挙していく。
この本読んだら高学歴の人失神しちゃうんじゃないの…。

 

万能型になるには、いろんな人と接していろんなことに挑戦すること

 

じゃあ高学歴の人はもう人と上手にコミュニケーションをとったりするのは諦めるしかないのかというと、そういうわけでもないようで。
高学歴の天才の中にも何でもできちゃう万能型の人がいる。
そういう人たちの脳を調べてみたら、脳の特定の部位だけが極端に発達しているのは変わらなかったんだけど、脳の部位同士の繋がりが普通の高学歴な人よりも強かったのだそう。


脳の総合力というのはある程度決まっているので全部を成長させるというのは無理なんだけど、脳同士の繋がりを強くすることはできるんだとか。


じゃあどうしたら脳の繋がりを強くすることができるのかというと、これはもういろんな人と交流して、いろんなことに挑戦してみるということに尽きるようだ。
つまり人間関係が苦手だからと避けていたり、自分の得意なこと以外はやらないみたなことをしていると一生苦手なままだということなんだね。


いやーでもそんなこと言ったって、人間関係が苦手な人が無理をしていろんな人と交流するのってめちゃめちゃキツいよねえ…。
苦手なことなんてやりたくないに決まってるんだから。


高学歴な人は脳が特化しちゃうくらい得意なことがあるんだから、もう苦手なことはしょうがないと諦めて得意なことを突き詰めていったほうが良いような気もするけど。
まあどうするかはその人次第だとして、もしコミュニケーションとかの苦手なことを克服したいんだったら苦しくてもそれをやるしかないってことっすね。


天才も大変なんだなあ…。