孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

先延ばし癖を治すには圧倒的勢いとスピード感(界王拳20倍相当)で仕事をこなす

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『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

小学生の頃夏休みの宿題はぎりぎりまでやらず、最後の最後に追い込まれて泣きながら片づけていました。

それは中学高校を経て大人になった今でも変わっていません。

なんとかしたいんですけどね…。

 

この本の著者の中島さんが言っていることを一言でまとめると、

「最初の2割の時間で8割の仕事を完成させるつもりでやる」です。

これだけ見ると、いやいやそんなこと言ったってできないよ、と思います。

実際に試してみても、やっぱりできないよ、となりました。

でもそれで良かったです。

 

期限の2割の時間で8割終えるというつもりでやる、という勢いが大事なポイントなんだなと実感します。

例えば、今日中にやらなければいけない仕事を午前中のうちに8割終わらせるつもりで動きます。

そうすると、ゆっくりとどういう風に片づけていくか考えている暇はないので、とにかく手を動かし足を動かしながら考えていくことになります。

 

動いているうちに作業興奮でスピードが上がってきて、途中からランナーズハイのような状態になってきます。

著者の中島さんはドラゴンボールの界王拳に例えて表現していますが、界王拳20倍の意識で勢いよくこなしていくと謎の快感に満たされていきます。

 

実際にやってみると、なぜ中島さんが界王拳に例えたのかわかってくるのですが、そのくらい極端な勢いでこなしていくことによって意識的にフロー状態に持っていくことができます。

 

日本人は最初は頑張るけど、後半はダレてきます。

しかも上司など周りの人の評価を恐れるので、最初から完ぺきに仕上げようとしてしまいます。

 

でも、どんなに入念に進めていっても、最終的に完ぺきな状態で完成することはそうそうありません。

がんばって完成させても結局直しが必要になります。

なぜそうなるかというと、一度完成させるまでは全体像が完ぺきに見えることがないからです。

 

であれば、まずはプロトタイプでいいので全体像が見えるところまで終わらせて、そこから手直ししていくほうが圧倒的に効率が良いし、精神的にも良いのです。

 

2割の時間で8割完成させたら、あとは時間的にも精神的にも余裕を持って残りの仕事をすることができます。

著者は余裕を作ることを、スラックを作る、と言っていますが、この余裕の部分が最終的に完成度の高いものを作り上げるポイントになります。

 

最後に追い込まれてバタバタと作ったものよりも良いものを作ることができるし、周囲の評価も結果的に高くなります。

この、圧倒的勢いとスピード感(界王拳20倍相当)がとにかくこの方法の肝になります。

 

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後でまた作り直すなんて面倒だ、最初にちゃんと目標を立てて、最初からきちんと作っていった方がいいだろう、という人もいるでしょうし、実際その方が性格的に合っているという人は一定数いると思います。

 

でも大抵の人は、目標を立ててその目標通りに自分を律しながら仕事を進めていくというのが難しいはずです。

僕も夏休みや冬休みになると勉強を教えている子供たちの計画表を一緒にチェックしますが、どれだけしっかり作り込んでこれなら実現可能だろうと思われるような計画表を作っても、その通りに進めていって計画通りに長期休暇を終える子供なんていません。

 

最終的にうまく辻褄を合わせる子はいますが、途中の計画は大体ボロボロです。

 

昔何かの本で読んだのですが、宿題などめんどくさいことを先に片づけてしまえるタイプの人(たしかその本ではZ型の人と書いてあったような記憶)は、10%くらいしかいないそうです。

 

ほとんどの人は後になって片づける(たしかL型)タイプだそうです。

ということは、約9割の人はきっちり目標と計画を立てて仕事を進めるのではなく、この本の著者が言うように最初にロケットスタートを切ってしまったほうが効率よく進めることができるということです。

 

ちなみに著者の中島さんは、やりたくないことをなるべくやらないようにする事を常に考えているそうで、やりたくないことは徹底的に自動化、効率化しているそうです。

 

これは意外とちゃんと意識していないと、惰性でやりたくないことからただ逃げ続けたり、面倒だと思いながらもやり方を改善しないままずっとやり続けてしまうことが多いと思います。

 

個人的にもですし、組織になると特にその傾向が強くなります。

無駄の多い事務作業だとか、意味のない会議だとか、慣習になっていて惰性でこなされていく仕事だとか。

 

これからやろうとしていること、今やっていることで、面倒だなと思いながらやっている、または何も意識せずにダラダラとこなしている仕事があったら、これ本当はもっと効率よく自動化できる部分があるのではないか、と考えることはすごく大事です。

 

圧倒的勢いで仕事をこなしながらも、常にどこか改善できないかと考え続けることが、

体に染みついてしまった先延ばし癖を消し去るには最良な方法です。

 

他にもこの方法で仕事を進めるときの注意点があります。

・マルチタスクはしない

マルチタスクで仕事を進めると一気に勢いが落ちてしまいます。

もしどうしてもマルチタスクをしなければいけない場合は、時間配分を工夫する必要があります。

・長期にわたる仕事や複雑なタスクの仕事は細かく細分化する。

他の本でもよく言われることですが、細分化することで勢いよく仕事ができます。

・夜寝る前に翌日のタスクリストを作る(ひとつ15分で終わる単位で)

夜に翌日のタスクリストを作ることで、朝からスムーズに取り掛かることができます。

もちろん2割の時間で終わらせることを意識して。

 

 

この本の内容はすべて忘れたとしても、界王拳20倍というキーワードを覚えておくだけで、毎日の作業効率がだいぶ違うものになる気がします。

ちょっとした体の姿勢やポーズ、声の出し方ひとつで人の気分というのは大きく変わることが心理学でも証明されています。

毎日界王拳20倍を思い出して、孫悟空のように勢いよく仕事をしていきたいものです。