孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

田舎で昔からある喫茶店(カフェ)の経営がうまくいっている理由を考察してみた

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どこの町に行ってもだいたい昔ながらの喫茶店を見かけるんですよね。

気まぐれにそういうお店に入ってみると、何で経営が成り立ってるんだろうっていつも不思議に思うんです。

 

小さなお店づくりのヒントシリーズ カフェをつくりたい人の本』(学研パブリッシング)

という本を読んだんですけど、例えば利益を20万円出すには、支出は原価60万円、人件費60万円、家賃20万円、初期投資回収費20万円、諸経費20万円で合計180万円

200万円の売り上げで20万円の利益になるそうです。

 

200万円も売り上げているとは考えにくいので、可能性としては支出が最大限抑えられているということです。

というわけで、近所で喫茶店を経営しているおばちゃんから今まで聞いた話も参考に、地元の喫茶店が潰れない理由を考察してみました。

 

家賃がかかっていない

【店舗併用住宅】の一番のメリットは家賃です。例えば美容室の家賃が月々20万円。家の家賃が月々10万円とします。美容室と家を合わせて合計30万円の家賃を月々支払っている事になります。そこで、土地2800万円、家4000万円の合計7000万円弱で美容室兼自宅を建てたとします。

そうすると月々の支払いは35年ローンで20万円くらいです。家賃と比べると月々の支払いを2/3にすることができます。

iiietsukuru.com

家賃に比べて2/3に抑えることができるっていうのは大きいですね。

しかも商店街に昔からある喫茶店の場合もう既にローンを払い終えている場合も多いでしょうから、土地・建物代はほぼ無しということになります。

つまり、上記の支出額から20万円を引くことができます。

支出額=180万円ー20万円=160万円

食材費が安い

意外と見過ごされるのが、調理時のミスによる食材ロス。オーダーと違う料理を作ってしまったり、焦がしてしまったりした場合は、すべてロスになり、食材費を押し上げる要因になる。

また仕入れ値も定期的にチェックするとよい。他店と比べて高くないかどうかを、親しい経営者に尋ねるなどして調べ、もし高過ぎる商品があれば、その取引業者を変更することも考えるべきだ。現実的なのは常に2、3社と取引し、業者間で競争させること。さらに、食材を納入してもらう際、必ず業者の目の前で検品しよう。

nr.nikkeibp.co.jp

昔からある喫茶店の場合、この辺の問題は解決されていることが多いんじゃないかと思います。

お店のメニューや食材ロスに関しては、長年の試行錯誤で最適化されていて、最低限の支出に抑えられていることと思われます。

 

仕入れに関しても、取引業者とはもう長年のやり取りで阿吽の呼吸になっているかもしれません。

 

そして食材は業者さんだけじゃなくて、近所で仲の良い農家さんや常連さんがタダでくれたり安く売ってくれたりするというのを聞きました。

 

さらに自分自身で野菜などを育てている場合もあるようです。

長年の経営による業者さんとのお付き合いや、地元の人との交流が結果的に食材費を抑えさせてくれるんですね。

 

つまり上記の例では支出が60万円となっていましたが、もしかしたら半分くらいに抑えられているかもしれません。

支出額=160万円ー30万円=130万円

 

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人件費は自分自身だけ

上記の例だと人件費が60万円となっていましたが、さすがに田舎の喫茶店でアルバイトを1人雇ったくらいじゃそこまでいかないにせよ、自分自身とアルバイトにかかる人件費を色々考慮したうえで考えると30万円~40万円にはなるかもしれません。

 

それが自分だけとなると15万円~30万円の間くらいで済んでいる可能性があるので、

大体半分くらいで済む計算になります。

支出額=130万円ー30万円=100万円

 

さらに初期投資がもうとっくに回収し終わっていてゼロ、諸経費を抑えていて10万円以内で済んでいると考えると

支出額=100万円ー30万円=70万円

かなり支出が圧縮されてきました。

 

実際はもう少し諸々の経費を抑えているでしょうから、40万~50万くらいになるでしょうか。

ここまでくると、一日当たり2万円を超える利益を出せば余裕でやっていけるくらいの現実的な数字になってきました。

 

でもまだおかしいんですよね。

商店街の喫茶店で、1人1000円くらい食事をしていくとしたら、2万円を超えるには20人は来店しないといけません。

でも中には、そこまでお客さん入ってないんじゃないかと思えるようなお店もあります。

そこでもう少し考察してみました。

 

若い時に貯め込んでいる

長年やっている喫茶店の場合、若い時に頑張ってけっこうお金を貯めている場合があるそうです。

喫茶店に限らず、商店街の自営業者ってけっこうお金を貯めている場合があるらしいんですよね。

 

実際に金額を聞くと、えっ?この人がそんなに貯めてるの?みたいな事はざらにあるみたいです。

 

そう考えると、商店街で長年喫茶店を経営してきているおじいちゃん・おばあちゃん達も実はけっこう貯め込んでいて、採算はトントンになればいオーケー、くらいの感覚で経営しているのかもしれません。

 

パートナーや子供の収入で生活している

年齢を考えるともう年金をもらって生活をしている可能性は高いですし、子どもと同居している場合は子供が一家を養っている可能性も高いです。

そうなると、それこそ利益は度外視で経営している可能性が高くなります。

 

経営を頑張りすぎない

ここまでずっとお店が潰れない理由をお金だけに注目して書いてきましたが、実は喫茶店が潰れる理由はお金よりも、経営者が疲れてしまってお店をたたむというパターンがかなり多いそうです。

「カフェを経営したい」というのは素敵な夢だが、それだけでは経営を成り立たせることは困難。大事なのは、カフェを存続させるための「目標」である。

 例えば、「半年後、店の売り上げを黒字化する」という目標を設定する。そしたら、その目標達成に向けて何の課程が必要か洗い出す。「競合店や客層の調査、社員教育の徹底」など、様々な課程が浮かび上がってくるだろう。こうした「夢」とは別の「目標」を持ち、さらに目標に向けた綿密な計画を実行していくことが、継続的なカフェ運営へと繋がっていくのだ。

u-note.me

もうどう見ても大変そうです。

小さなお店づくりのヒントシリーズ カフェをつくりたい人の本』(学研パブリッシング)にも、長く続けるためのコツが書いてありました。

次々とカフェがオープンする一方、クローズするカフェも少なくないのが現実です。

実は、「はじめるよりも続けるほうがダンゼン大変」と話すカフェオーナーが多いのです。

続けるためには、まず健康体でいること!

あたりまえのことすぎるし、何もカフェの経営に限ったことではありませんが、カフェで働くということは想像以上に重労働。

経営者になると「自分がちょっと無理すれば…」と考えがちですが、無理をした結果、体調を崩したら元も子もありません。

いつでも健康体で働けるよう、体調管理はしっかりと。

 そんな難しい喫茶店経営を長年続けているというだけでもかなりすごいことなのがわかります。

そんなすごいことを続けてきた喫茶店経営者の方たちもきっと過去にたくさんの苦労があったのでしょう。

 

なんとなく経営しているように見える商店街の喫茶店ですが、実はその人達にしかわからないすごいノウハウが詰め込まれているのかもしれません。

もし機会があったらそのノウハウを観察してみたり直接聞いてみたりしたら面白いかも。