孤独なおちんちん

かなり恥ずかしがり屋な30代独身男性の孤独なブログ(U)主に自己啓発系の書評や自分の人生について語ります(U)

子どもには最初から「正義のヒーローなんていない」と教えた方がいい

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サンタクロースがいるって何歳まで信じてました?

僕は小学4年生の時に父親が車からクリスマスプレゼントを取り出すのを見て、サンタさんはいないんだなって気が付きました。

逆に言えば、それまでは本気で信じていたわけなんです。

なんで子どもってサンタクロースを本気で信じるんでしょうか。

 

『インフォドラッグ 子どもの脳をあやつる情報』っていう本を読んだんですが、その中にこんなことが書いてありました。

 

小学校低学年(六~八歳)の脳では、分析、評価、道徳的な判断をするのに必要な前頭葉がまだ十分に発達していないので、判断能力に欠けるばかりか、仮想(ファンタジー)と現実(リアル)の識別もつかない。年少の子どもはサンタクロースが実在すると信じているのは、このためである。

 

子供の頃はリアルとバーチャルの区別がつかないんですね。

たしかにうちの姪っ子もアンパンマンが本当にいると思ってアンパンちゃん、アンパンちゃん、っていつも呼んでいるし、アニメのプリキュアを見て本気で応援してますもんね。

まあプリキュアの場合は大きいお友達でも信じている人がいますけど。

 

じゃあ大きくなって前頭葉が発達してくれば勝手にサンタクロースはいないということがわかるのかといえば、そういうわけではありません。

サンタクロースはいないという現実を目にすることで気が付くわけです。

 

僕の場合は最初にも書いたように、父親が車からクリスマスプレゼントを取り出す姿を見て、サンタクロースはいないんだとわかりました。

もしこの出来事が無かったとしても、学校生活などでいろんな人からいろんな情報を浴びているうちに気が付きます。

 

逆に言えば、もしサンタさんはいないんだという情報を遮断してしまえば、僕はずっとサンタさんはいるんだと信じ続けるんですよね。

いやこれ当たり前なんですけど、ちょっと怖いなと思って。

 

じゃあこれがサンタクロースじゃなくて戦隊ものとかのヒーローだったらどうなのかと。

これも『インフォドラッグ 子どもの脳をあやつる情報』から引用します。

 

映像に現実性がなければないほど、年少の子ども(未就学児童)は、その物語の主人公になりたいと願い、実際に自分を主人公と同一視する。

しかも彼らは自分たちの遊びの中で、現実世界のヒーローよりも仮想世界のヒーローになることを望む傾向が強い。

彼らは、友人、兄弟姉妹、両親よりもテレビのヒーローの行動から、自らの生き方を学ぶのである。

 

たしかに幼稚園児とか保育園児で戦いごっこが大好きな男の子って多いですよね。

で、中には小学生になってもそのまま戦いごっこの名残なのか、攻撃的な子がいます。

 

乱暴な子どもがいる。

暴力傾向の強い子どもは、たいていの場合、学習や行動に問題があり、学校で教師に「問題児」とされている。

そのような子どもは、学校に通い始めたころから「いじめっ子」という烙印を押される。

彼らもまた自身を暴力的な人物と思うようになる。

彼らはあらゆる機会に暴力映像をマネて、暴力を楽しむ。

 

自分は正義のヒーローだと思って、それが当たり前なんだと思って行動していたのに、それがみんなに嫌われる原因になって、自分はダメなヤツなんだと思うようになってしまいます。

 

こうしたメッセージがくり返されると、それが子どもの心に深く刻印(インプリンティング)される。

そうなったら、後に変更するのは不可能ではないにしても、かなりの努力が要求されることになる。

 

これ恐ろしいですよね。

安易に子どもに対して正義のヒーローは素晴らしい、将来は正義のヒーローになれ、みたいなことは吹き込まない方がいいのかもしれません。

 

親は子どもに「サンタさんはいるんだよ」とか「悪い事したら鬼に連れていかれるぞ」とか、「あなたはお姫様だからね」とか、それこそ「おまえは正義のヒーローだからな」みたいなことを言ってしまいがちです。

でも子どもの将来を考えたら、あまりそういうことは言わない方がいいのかもしれません。

 

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